【夫の不貞】同じ歯科クリニックの同僚、期間は1年、慰謝料請求額は330万円、認定額は165万円

裁判所 東京地裁
判決日 H27.9.17
原告
以後Xと表記
妻【65歳、X】
不貞当事者【有責配偶者】
以後Aと表記
夫【71歳、A】
不貞当事者【被告】
以後Yと表記
女【被告、54歳、Y】
夫婦の婚姻期間 S47、約41年
夫婦の子の有無 長女【41歳】
次女【34歳】
不貞当事者間に子供がいたか
被告から原告に対する謝罪の有無等

どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為

不貞開始時期及び期間
H25.7.13~、約1年

不貞行為当時の夫婦関係
特段表立った問題もなかったが、円満でもない。

交際の経緯、積極性等
A【夫】Y【女】は歯科クリニックに勤める同僚である。
H24春頃から2人で食事やドライブに行くようになった。X【妻】からの交際中止要請や本件提訴後も交際を継続している。

この事案における特殊性等
不貞関係の形成は、夫婦間に対する決定的な介入であるから、第三者において、相手方に配偶者がいることを認識していた以上、不貞関係を形成するに際しては、その配偶者の権利利益を害することのないよう十分に夫婦関係を把握すべきである。

その後夫婦の婚姻関係
H25.9別居、離婚調停【取り下げ】

判決
慰謝料の請求額330万円→判決による認定額165万円【慰謝料150万円、弁護士費用15万円】

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この事案における特殊性等,A【夫】は、不貞行為と離婚との間に相当因果関係なしとして争ったが認められなかった。